二重跳びだけ上手かった子

運動神経が悪いのに、なぜか二重跳びだけ上手い子がいました。私です。

小学校高学年の時、クラスで二重跳びがはやりました。私も連続10回くらいできるようになりたいなあと思い、体育が嫌いな私には珍しく、休み時間もチャレンジしていました。
しかし、いかんせん運動神経が悪い私。なかなか10回に到達せず(ひょっとしたら1回もできず)、考えました。
運動神経が悪くバネもない私は滞空時間の長いジャンプはできない。それなら。。。どうしよう?

そこで考えたのは、ジャンプをギリギリまで遅らせることでした。

・・・と、今はそう思っていますが、もしかしたら自分で考えた結果ではなく、たまたま初めて1回だけ二重跳びができた時がまさにそういう感じで「あっ!これだ!」と幸運な気づきができただけかもしれません。

「ジャンプをギリギリまで遅らせる」に話を戻すと、あくまでもイメージですが、縄がつま先の近くまで来て引っかかりそうなくらいまでジャンプを我慢する。
そうすれば「ほとんど一重跳びくらいの労力」で、2回り目も縄がギリギリ足下を通過して行ってくれました。

この「省エネ二重跳び」で、私、ひっかからずに連続100回以上、二重跳びできるようになりました。

運動神経がいい子たちは、「シュ・ルルンッ!!シュ・ルルンッ!!」というような勇ましい音でビュンビュン跳んでいるところ、私だけあまりにのんびりした感じで「とろろ・ろ~ん、とろろ・ろ~ん」と二重跳びしていたので「ほんとに二重跳びか?」と疑いの目も向けられました。
その時に、皆から一目置かれていたクラスメイトや担任の先生が「いや、これは二重跳びには見えないくらい躍動感がないが、でも間違いなく二重跳びだ!!」と認定してくれました。
それで、私は晴れてクラスの二重跳び王になりました。

もう一つだけ心がけたことがあって、あくまでもイメージですが、2回り目の縄が地面に叩きつけられるくらいのタイミングで手首を外に開く(手首を返す?)ようにしていました。
縄を回すための本当の意味での「スナップ利かせ」の運動センスは私には無かったので、手首を外に開くことで、瞬間的に縄をピーンと張らせるイメージ?
外に引っ張られてピンと張る力を、2回り目の足下通過の力にしていました。あくまでもイメージですけども。(ちょっとだけムチに近い感じ?手首だけでいうと「なんでやねん」の時の手の甲での突っ込みみたいな感じの動き?)

でも、二重跳びに使ったこのテクは、他には応用が利きませんでした。てへへ。

後ろ跳びや、交差跳びなんかは全然ダメでした。後ろ回しの二重跳びなんか夢のまた夢。

何せ運動神経ダメっ子でしたからね。

 

「運動神経が悪いくせになぜか二重跳びだけ王者。(しかも、スローモーな不思議二重跳び)」
間違いなく、クラスの7不思議の一つだったと思います。にこ。

 

それから数十年後、甥っ子が二重跳びにチャレンジし始めた頃に、昔取った杵柄でこの「省エネ二重跳び」を見せつけましたら、「ほんとに二重跳び?」と疑われました。
「うそだ~!二重跳びじゃな~い!!」と。

これね、間違いなく二重跳びなんだよ。躍動感ないけどね。。。

とろろ・ろ~ん とろろ・ろ~ん

 

そして、ここからが今回の記事のメイン目的であることを白状しますが、私、「九九」の連続ものを投稿していまして、二重跳び同様「小学生時代に取り組んだこと」つながりということで、私のこちらの過去記事にもポチっと飛んでいただけると大変うれしく思います。このシリーズを一人でも多くの人に見ていただきたく、宣伝につなげてすみません。

motitukikotatu.hatenablog.com

 

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