絵本「二番目の悪者」

絵本です。ずっと読みたいと思っていて、まだ読めていない絵本です。

二番目の悪者

ネット上の感想コメント等を見て、読みたい気持ちがさらに強まっています。

帯の表紙部分に見えている「考えない、行動しない、という罪」というのが心に刺さってきました。

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感想の中に「SNS社会」「フェイクニュース」「情報リテラシー」というような単語がよく見られました。

それでですね。私、この絵本を読んでないのにこんなことを書いたらいけないと思うのですが、作者さんは「SNS社会」「フェイクニュース」等、ネットだけを念頭に書いたわけじゃないんじゃないかな?と思ってしまいます。

私、自分の恥をさらすようですが、30代半ばまで(ひょっとしたら40過ぎるまで)主要テレビ局や主要新聞社ごとに「自民党ブラボー」「反自民党」のカラーがあることを知りませんでした。
だから例えば、親御さんがず~っと産経新聞(もしくは読売新聞)の購読者でこどもの頃からその新聞しか読んでなかった人は「頼りになるのは自民党だけ」という思いを強くするんだろうなあと思います。テレビもそうなんでしょうね、同じテレビ局の同じニュース情報番組だけを観て同じ論説委員の意見しか聞いてなかったら、そうなるんじゃないかなあ、と。テレビ局によって自民党をフォローする(かばう)姿勢、全然違ったらしいですからね。コロナ禍の時とか。


私の実家は、一年おきに新聞が変わっていました。昔は、契約を乗り換える度に、新聞の営業の人からビール券だとか色んないいものをもらえていたので、母がその恩恵をフルに活用していたのです。にっこり。
自民党寄りの新聞と、たぶん反自民の新聞と、実家の地域の主要地域紙。その三紙の一年ずつの持ち回りで私は育ちました。
母としては、政治への見方が偏らないようにというような思いはきっとなく、「せっかくだから『お得』にね」という方針だけだったのだと思いますが、今思うと、私にはありがたかったような気がします。大人になって、自分で新聞を購読する段になって私が選んだ新聞は「たぶん反自民の新聞」でした。その時はそんなこと(反自民)には気づいてなかったのですが、一年おきローテーションの中で、その新聞を好ましく思った自分がいたのだと思います。

 

そんなこともあり、まだ読めていない絵本「二番目の悪者」について、私としては「SNS社会」「フェイクニュース」というどちらかというと若者社会のことだけではなく、新聞やテレビに影響されてきた中年・老年世代に向けられた強い風刺警鐘も込められているように思えてなりません。この絵本を読んでない私がこんなことを書いたらいけないのかもしれませんけども。

と、ここまで書いて、自分の予想が正しいのかどうか気になってちょっと調べてみたら、作者さんがインタビューに答えているこういうネット記事がありました。(「自民党政治」が念頭にあったような記述はないですね。しょんぼり。)

でも、本心?はわかりませんよ。。。お生まれは山口県みたいですし。。。関係ない?

book.asahi.com

 

小さな人間関係の中での悪口や世間の噂話。そういう部分でこの本に「わかります!」となる人も多いみたいですね。となると、そういう身近なグループのことや「SNS社会」「フェイクニュース」のことも作者さんの念頭には当然あったのでしょうね。

 

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SNSという単語が出てきたので少しだけ色々と付け足し失礼します。

Dappi って、ご存じですか?自民党ブラボー一色のツイッターアカウントで、事実と違うことで野党を誹謗中傷し、名誉棄損で訴えられ敗訴。賠償命令が出ているそうです。
でもDappiの情報発信は、日本の全国民に広がるようなものではなく、「熱狂的くらいに自民党大好きの人達が、その思いをさらに強くしていく」。
そのために存在していたようなものなのかな?と思います。でも、「二番目の悪者」の話ではないですが、たまたまDappiの投稿を見て信じた人もいるかもしれませんよね。だとしたら、やっぱり問題ですよね。
Dappiについては関連した話が他にも色々あるみたいなので、「自民党、なんだかなあ」と幻滅し始めている人でDappiのことを知らなかった方は、検索してみたら面白いと思います。

 

違う話ですが、「自民党ネットサポーターズクラブ」っていうのもあるみたいです。

J-NSC | 参加しよう | 自由民主党

www.news-postseven.com

 

あと、また全然違う話ですが、こちらのネット記事なんかもいかがでしょうか。能登地震が人工地震だというようなそういう記事ではないです。政治家の対応についての意見があります。

www.mag2.com

 

今回、「二番目の悪者」を取り上げた投稿なわけですから、ここに挙げたネット記事や私の考えを鵜呑みしちゃダメですよ。真偽の判断はご自身で。(かと言って私が、自分ではフェイクニュースだと思っているようなものをわざと紛れ込ませているようなことはありません。)

 

そして、ここからが今回の記事のメイン目的であることを白状しますが、私、九九の連続ものを投稿していまして、「ライオン」が関係した私のこちらの過去記事にもポチっと飛んでいただけると大変うれしく思います。このシリーズを一人でも多くの人に見ていただきたく、宣伝につなげてすみません。「二番目の悪者」にライオンが登場することを忘れさせてしまうくらい雑多な内容になってしまって失礼しました。

motitukikotatu.hatenablog.com

 

bookmeter.com

存在を知ってからこの絵本をずっと読みたいと思っていたのに読めていなくて、でも実は、最近ようやく読めました。今回の投稿記事は、読む前に完成させ投稿の予約をしていたものです。実際に読めた後も、この投稿記事を何か訂正するような必要性は全く感じませんでした。

「考えない、行動しない、という罪」

(せめて選挙の投票にだけは行きませんか。。。)

たくさんの人に読んでほしい絵本です。私はそう思いました。

 

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政治色の強い投稿記事になってしまいましたね。

今後しばらくはひとさまのブログにスターを付けるのは自重します。私がスターを付けた先のブログ主さんが「私、反自民党の同類じゃないんですけど。。。こういう方にスターを付けられると複雑だなあ。。。」と困惑してしまうかもしれませんし。。。

(私と似た政治的考えの方の記事なら問題ない気がするので、そういう記事に出会った時は引き続きスターを付けるかもしれません。それ以外では、私はしばらくスターという形では出現しなくなると思います。それでは皆様、ごきげんよう~)