謎の寿司ネタ(当時)

同じようなことをどなたか作家さんがエッセイで書いていたと思います。それを読んだ時、「わかります!」って思いました。

私が独身だった頃、テイクアウトのセット寿司を自宅で食べた時。初めて食べるネタが入っていました。しみだしてくるような独特の味。
おいしい!これ、おいしい!

でも、それがなんなのかわかりませんでした。
そこで再来店。店頭の写真付きチラシをゲットし、食べる前に写真と見比べながら(自分が知っているネタを消しながら)、チラシ上で最後に残ったネタと現物の見た目がほぼ同じことを確認できたことで、そのネタがなんなのかが確定しました。

 

「えんがわ」

【寿司総合卸売スシックス】寿司ネタ アブラ カレイ えんがわ スライス 約5g×20枚 すしねた 生食用 エンガワ 刺身用 のせるだけ 手巻き寿司 縁側 炙り

これ、えんがわっていうのかぁ~
えんがわ、うんめぇな~

今だったら回転寿司に行って「えんがわ」だけいくらでも食べ放題でしょうが、その時は今ほど回転寿司が一般的ではなかったので(たぶん)、私は少しでもたくさんえんがわを食べるために、後日また来店し、えんがわが組み込まれたセットを2セットくらい買って帰ったような。あるいは、えんがわだけで特別注文をしたような。

私が読んだ作家さんのエッセイでは、一品ずつ頼むわけではないおまかせ握りの中にそのネタがあって、その作家さんはお店の人に聞くのが恥ずかしかったのか、訊こうにも現物を食べてしまって説明のしようがなかったからか、壁に掲げられた「本日提供できるネタ」の中の疑わしいネタ(自分が知らないネタ名のもの)を片っ端から追加注文していって、それでようやく「えんがわ」にたどりついたと書いてあったように思います。(そう考えると、その舞台は回らないお寿司屋さんだったことになりますね。その方、「えんがわ」を突き止めるのにその日相当お金がかかったかもしれないですね。)
たしかそんなエッセイがあったような気がするのですが、私の記憶違いだったらごめんなさい。

 

そして、ここからが今回の記事のメイン目的であることを白状しますが、私、九九の連続ものを投稿していまして、えんがわ違いですが「縁側」が関係した私のこちらの過去記事にもポチっと飛んでいただけると大変うれしく思います。このシリーズを一人でも多くの人に見ていただきたく、宣伝につなげてすみません。

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